祝2期決定!
しかも秋スタート!
思ったよりも早くてびっくりしましたが、なにはともあれめでたい!
とはいえ、秋なんざあっという間ですからね。今のうちに2期に起こることを真面目に予想して、秋に備えようと思います。....ホントにマジメに予想しますよ...?
■「1年生回」ある?
1期では千歌を軸とした「2年生」組が「スクールアイドル」を結成し、仲間を集め6人となるまでのお話を一つ。
果南・鞠莉を中心とした「3年生」組の過去に何があったのかを解き明かしつつ、彼女達の関係を改善していくお話がもう一つ。
と、二つの物語を同時進行させストーリーを紡いでいきました。
二つの物語は「9話」で重なり合い、その終着点として「9人のAqours」が完成するに至ります。
10話では「9人のAqours」の関係性の構築。11話では梨子登場以降変化した「千歌と曜」の関係に焦点を当て、「二人の関係性の整理」と「曜のアイデンティティ確保」を達成しました。作劇場での狙いとしては「12話」「13話」に至る布石としてこれらの描写が必須だった...とも言えます。しかし、反面少し影が薄くなってしまったのが「1年生組」です。
花丸・ルビィは4話で、善子は5話でそれぞれ「主役回」を与えられましたが、それ以降は彼女達が中心となるストーリーは描かれず。
それぞれ賑やかしとしての機能に留まり、メインストーリーにガッツリと絡むことはありませんでした。
ラブライブ(無印)では、1期4話「まきりんぱな」や2期5話「新しいわたし」のような「1年生回」があっただけに、恐らくサンシャインでも同じような回があるのでは?とも予想できます。
どのような内容になるのか?までは予測できませんが、幼馴染でありながら関係性がそれほど強調されてこなかった善子と花丸、或いは単体での絡みがなかったルビィと善子なんかが絡む話も面白そう。
或いは3人の関係性が強化するようなストーリーがあっても良い。無印2期5話「新しいわたし」では自分に自信を持てなかった凛の背中を真姫と花陽を押すことで、凛が本当の意味で開花する物語を描きました。
サンシャインでは「凛に憧れ」つつ「自分に自信のない」花丸はこの役割にドンピシャ。幼少期の善子の価値観を認め、ルビィの背中を押した花丸。今度は彼女の背中を善子とルビィが押す番かもしれません。
■456トリオはどうなる?
1期13話でようやくAqoursの魅力に気づき、千歌の問いかけに答えるように自らも「輝こう」と誓ったよしみ、いつき、むつの3人。彼女達が2期以降どのようにストーリーに絡んでくるのかも気になるところ。
千歌の願いを全うに受け入れたとすれば、456トリオも「スクールアイドル」を目指す物語が描かれてもいいですが...そうなると物語としてはちょっと散漫になる気もします。
1期ではそれほどAqoursに積極的には関わらなかった彼女達。そんな彼女達がAqoursを浦の星の代表と認め、Aqoursを「支えること」に自分たちの「輝き」を見出す...というストーリーであればすんなりと主軸に関わってこれそうですが。
あくまでも「我々ファン」の「メタファー」として存在してきた「神モブ」だけに、456にも「支える=応援する」側の中心人物として動いてもらえたら良いなと思うのですが。はてさてどうなるでしょうか。
■SaintSnowはどうなる?
Aqoursの明確な「ライバル」として登場したSaint Snow。
12話では再びAqoursと遭いまみえ、そこでは「スクールアイドル」に関する議論を交わしました。「どうしてA-RISEやμ'sが勝てたのか」「彼女達と自分たちとの違いはどこにあるのか」という千歌の問いに「その解答を自分も探している」と答えた鹿角聖良。「その答えを得るために、まずは彼女達と同じところに立ってみようと思った」「だから私たちは負けられない」と答えた彼女達の考えは、現時点ではAqoursの正反対にあるもの。
恐らくは北海道予選を勝ち抜き、東京でのラブライブ本選でいよいよAqoursとの雌雄を決するであろう彼女達がたどり着く「結論」にも注目が集まりますね。
Saint Snowが憧れ崇拝するA-RISEがμ'sとの戦い→敗戦からたどり着いた「スクールアイドルとしての正解」と同じ回答に彼女達もたどり着くのか。あるいは「別の回答」を得るのか。そちらにも嫌が応にも期待は高まります。
...というか2期ちゃんと出てきますよね?
まさか幽遊白書の柘榴パターンは無いですよね??
■「廃校問題」はどうなる?
ラブライブ(無印)では、1期12話で「サクッ」と解決した「廃校問題」。その意図はあくまでもこの「廃校問題」が「マクガフィン」としての機能しか持ち合わせず、本来のテーマが「別」にあったから...だったのですが、「サンシャイン!!」においては未だ「廃校問題」の解決は見えず。
13話でようやく「0」だった入学希望者が「1」になったものの、決して見通しが良いとは言えません。
原作と呼んで差支えない「電撃G'sマガジン」では「既に廃校が決定している」という設定もある...という点から考えれば、アニメにおいても「同じ結論にたどり着くのでは」と容易に想像できてしまいます。。
となれば、(2期開始時にスクールアイドル部がどうなっているのかは分かりませんが)「Aqours」が「唯一」にして「最後」の「浦の星女学院スクールアイドル」として名を残す...という展開になるのでは?とも思えます。
また「廃校」が加速度的に近づくとすれば、それは「スクールアイドル部」にも影響を与えるはず。タイムリミットが迫る中で、「何のためにアイドルを続けるのか」「何を残せるのか」に葛藤し、悩むメンバー...なんてシーンも出てくるかもしれません。
ファンとしては「彼女たちは悲しむ姿は見たくない...でもちょっとだけ見たい...というか、むしろ胸かきむしられるような切ないシーンは見たい...!!」というアンビバレンツな思いを抱える事必死な展開が果たしてあるのか。
答えは放送開始しなければ分かりませんが、そんな展開想像するだけでグッと来ますよ。。
■梨子はどうなる??
梨子が浦の星に転校してきた理由はこれまでハッキリと描写されてきませんでしたが、その要因の一つが「音乃木坂で特待生としての責務が果たせなくなったこと」であることは間違いないでしょう。娘のためにわざわざ「内浦」をリハビリ先として選んだ...とすればご両親の娘への溺愛ぶりにはちょっと「ひく」レベルではありますが、なによりも「愛されてるなぁ」とも思えます。
そんな梨子ですが、Aqoursメンバーの支えもあって、無事「作曲ノイローゼ」を克服。今は完全回復している状態です。
梨子のご両親のお仕事は把握できていませんが、もし仕事とは関係なく、単純に「娘のため」に内浦へと引っ越してきたのであれば、その根本問題は既に解決しました。
となれば「音乃木坂に戻る?」というお話は当然湧いてくるはず(実際ピアノコンクール優勝という実績も手にしたわけで、戻るには申し分ない状態です)。
すると自然に「梨子、Aqours脱退?」なんて話にも直結するわけですが、果たしてどうなるのか。
もちろん、「内浦」とそこで得た仲間=Aqoursが「娘の回復」に大きな影響を与えたことは梨子のご両親も十分理解しているはず。
なおかつ「大人」が「明確な敵」として登場しないところに「一つのこだわり」を見せる「ラブライブ」シリーズとしては「梨子の両親」を分かりやすい「敵役」には設定しないはずです。
となれば梨子は「Aqoursとしての活動を全うした」うえで、「音乃木坂に帰る」という可能性が高いように思えます。
もしも「浦の星」が廃校になった場合、在校生は沼津の高校に「編入される」というのは、6話「PVをつくろう!」で語られた通り。とすれば(仮に廃校が決定した場合)タイムリミットは現3年生の卒業まで。すなわち現在のAqoursが活動できるのは「この年だけ」となります。イコールそれは「この年」をもって梨子も「音乃木坂」に帰る...ということ。Aqoursは物理的にも「バラバラになってしまう」ということにもなります。
仮にそんな物語になった場合に再登場するのでは?と思っている楽曲が「想いよひとつになれ」。既にライブで感動的な使用をされたために、「Aqoursのアンセム」として認知されているこの曲。その歌詞は「遠くにいる仲間を近くに思う」のと同時に「離れていく仲間をずっと忘れずにいる」ことへの願いをしたためたものにもなっています。
「違う場所へ 向かうとしても 信じてる」
11話では、一人東京でのピアノコンクールに向かう梨子への応援歌として機能したこの曲。今度は本当にAqoursから離れていく梨子へともう一度送られるのではないか...。そんな予感がしてたまらないのです。
これも当たらないでほしい...もっとAqoursメンバーが「キャッキャウフフ」している物語が見ていたい!...でもこういう切ないストーリーも見たい..!とアンビバレンツな思いに心引き裂かれる展開ですが、いかがでしょうか(吐血)。
■Aqoursはどうなる?
既に1期13話をもって「自分たちの目標」を手に入れたAqours。2期では恐らく「勝利に向かって」「まっしぐら」に突き進む姿が見られるはずです。
とはいえ、仮に私が予想したような展開が挟み込まれるとしたら、彼女達の前途はけっして明るいものではありません。現実に突き放され、絶望するシーンも出てくるでしょう。それでも彼女達はきっと立ち上がってくれるはずです。「君のこころは輝いてるかい?」の歌詞に
「君は何度も 立ち上がれるかい? 胸に手をあて "YES!"と笑うんだよ」
とあるように。
もしもAqoursがこの「1年」を以て「活動終了」となるのであれば、彼女達もまた「何か」を「後継者」たちに残す必要があります。果たしてそれはなんなのか。
μ'sではなく、Aqoursが残すもの。そこには恐らく唯一の「入学希望者」が関与してくるような気もしています。
Aqoursの意志を継ぎ、それを次世代へと伝えていく「新たなスクールアイドル」が最終的に「サンシャイン!!」の物語から生まれるとすれば、それは「ラブライブ」というプロジェクトがまだまだ「終わらない」ことへの証明になるはず。
そして、それは私たちが「もっとも望んでいるもの」でもあります。
果たしてどんな未来になるのか。まだまだ「謎のまま」ではありますが、2期も素敵な「冒険」を皆様と楽しめることを祈りつつ、この稿を終わりとさせていただきます!
今回も駄文をお読みいただき、ありがとうございました。
さて、次回からはラブライブ!(無印)の考察を、本当に今更ながらやっていきたいと思います。
既に要所要所で解説させていただいたもの(ことり留学プロットの意図とか)もありますが、そちらも含めて再度ガッツリ各話やっていく心づもりでおりますので、よろしくお願いいたします。
また、「ラブライブ」のここの意味がよくわからん!などございましたら、ぜひご意見をお寄せください(多分そんなに無いと思うけど)。
私が分かる部分に関しては、考察内で触れていきたいと思っておりますので。
ではでは、よろしくお願いいたしますm(__)m
PS:2ndツアー行きてぇ(切実)